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『飛鳥池遺跡発掘調査報告』の刊行について

 このたび、奈良文化財研究所は飛鳥池遺跡(奈良県明日香村。2001年に飛鳥池工房遺跡として国史跡に指定。)の発掘調査成果の全貌及び詳細を取りまとめた『飛鳥池遺跡発掘調査報告』(本文編〔Ⅰ〕、図版編〔Ⅰ〕・〔Ⅱ〕、付図)を刊行いたしました。
 1991年~2001年に当研究所(当時:奈良国立文化財研究所)が行った飛鳥池遺跡の発掘調査の主要な成果については、これまでにも『概報』『年報』『紀要』において報告してまいりました。
 一方、学術調査・研究の報告として高い水準で作成する『学報』としての最終的な調査報告書については、当初2004年度中の刊行を目指していたものの刊行が遅延し、未完成のまま支払いを完了する不適切な会計処理や、刊行済である旨の虚偽表示を続けてきたことが判明いたしました。最終的に刊行までに16年以上もの時間を要する結果となりました。
 当研究所としては、今回の事態を深く反省するとともに、関係者の皆様に対して心よりお詫び申し上げます。また、今後、同じ誤りを繰り返すことのないよう改善策を着実に実施し、信頼回復に努めてまいる所存です。


 発掘調査の実施から報告書刊行まで、多大なご協力を賜った奈良県・奈良県教育委員会・明日香村・明日香村教育委員会をはじめとする関係諸機関、関係各分野の研究者の皆様に厚くお礼申し上げます。


 令和3年12月24日

奈良文化財研究所長 本中 眞


【報道発表資料】https://www.nabunken.go.jp/news/docs/20211224_press.pdf

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