都城発掘調査部考古第一研究室 研究員
原始古代における「木のものづくり」を明らかにすべく研究を進めています。木の道具は当時、欠かせなかった生活の道具であり、当時の生活を豊かに復元することができます。また、当時の人々が、現代のビニール紐のようにサクラ樹皮を紐として使い、物作りに多用してきたこともわかりつつあります。
樹皮や葉を含め、どのように樹木を素材として、木の道具を作ったのか、そして使ったのかを明らかにしたいと考えています。
考古学、文化財科学、民具
2014年 | 「第XI章 樹皮製品」 『八日市地方遺跡Ⅱ-小松駅東土地区画整理事業に係る埋蔵文化財発掘調査報告書- 第4部木器編』小松市教育委員会 pp.253-264 |
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2013年 | 「結合技術からみた四方転び木製品」 『立命館大学考古学論集』立命館大学考古学論集刊行会 Ⅵ pp.171-182 |