奈良文化財研究所 > 組織・体制 > 竹内 祥一朗
専門は歴史地理学という、過去から現在にかけての土地の様相を探究する、地理学の一分野です。ふだん何気なく眺めている景観には、先人たちの営みや暮らしの知恵が織り込まれています。農山漁村の景観に歴史や暮らしぶりを読み解くことに加え、古地図や古文書の調査、そして住民の方への聞き取り調査から、地域の個性を紡ぎ直し、未来に継承する術を日々模索中です。飛鳥資料館では、展示・イベントを通じて文化的景観を中心とした地域の多様な文化遺産の魅力発信に努めています。