文化遺産部遺跡整備研究室 主任研究員
人が自然や世界をどのように捉え、また表現してきたのかに関心があり、庭園の研究を通じてあきらかにすることに取り組んでいます。古代から近代まで、幅広く研究対象としていますが、特に中国や西洋から世界観を選択的に受容した時代のような揺籃期の庭園の表現に関心があります。また、近年は文化財庭園の調査法や、様式による年代特定方法の確立を目指して模索しています。
庭園史学
2012年 | 「飛鳥・奈良時代の池護岸手法の類型」『文化財論叢Ⅳ』奈良文化財研究所 |
---|---|
2011年 | 「鎌倉時代の風景表現と作庭」『鎌倉時代の庭園―京と東国―』奈良文化財研究所 |
2010年 | 「屏風歌にみる平安時代の「山里」」『研究論集17 平安時代庭園の研究―古代庭園研究Ⅱ―』奈良文化財研究所 |
2009年 | 「藤原道長の桂遊覧にみる山里」『日本造園学会関西支部大会 研究・事例報告発表要旨集』 |