都城発掘調査部遺構研究室長(飛鳥・藤原地区)
建築の部材ひとつひとつから都市的スケールにいたるまで、そこに刻まれた痕跡を読み取ることで、その時代、その地域の生活や文化を明らかにすることができます。私はこれまで仏教寺院、特に中世の禅宗寺院の生活空間について、東アジアを視野に入れ、日本と中国の比較をおこなうことで、建築、生活、仏教文化を探求してきました。現在さらに建築の架構に注目した日本と中国の比較研究を推進中です。
建築学、建築史・意匠
2010年 | 「山木遺跡出土建築部材の調査」『奈文研紀要2010』 |
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2008年 | 「宋・元・明代の禅院における僧堂の変容」『駒澤大学禅研究所年報』19 |
2007年 | 「南北朝期の五山叢林における僧堂生活の実態」『日本建築学会計画系論文集』611 |
2005年 | 「法隆寺非再建論解読」『関野貞アジア踏査』東京大学総合研究博物館 |
2005年 | 『赤岩 伝統的建造物群保存対策調査報告書』(共著) |