職員紹介

清野 陽一セイノ ヨウイチ/SEINO Yoichi
飛鳥資料館 主任研究員/企画調整部文化財情報研究室(兼務)/企画調整部展示公開活用研究室(兼務)


考古学が専門です。日本列島の古代(飛鳥時代から平安時代にかけて)、特にその中でも地方に関心があります。例えば、官衙(国府や郡衙など)や交通関連遺跡(古代官道や駅など)、生産遺跡(窯業や金属生産遺跡など)などを対象に研究をしています。一方で、地理にも興味があり、デジタル地理データをコンピューターで扱う、地理情報システム(Geographic Information System: GIS)を用いた研究を行なっております。それらを組み合わせ、さらに文献史料も参考にしながら、古代の地方のことを明らかにしたいと思っております。古代の領域の成立過程に関心を持っているのですが、近年はそれを明らかにするために、古代の人々の移動について関心を持って取り組んでいます。記録を取る各種装置を持ちながら長い距離を自分の足で歩いてみたりしています。趣味の登山が、思いがけないところで役に立っています。


GISを用いた常陸国の分析例
(拙稿2014「考古学におけるGISの活用」
参照)
雨の中、古代東山道駅路推定地を行く

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