奈良文化財研究所 > 組織・体制 > 中島 志保
もともとはセラミックスやガラスという化学の分野から文化財の世界に入りましたが、現在は文化財の防災が研究対象です。ある地方公共団体の文化財担当の方がおっしゃった、「代替わりで、その家に保管されていた古文書が廃棄されたり、オークションに出されたりするようなことがしばしばあり、文化財にとっては、毎日が、日常が、災害のようなものです」という言葉から、社会環境の変化と文化財防災についても考えています。疲れた時には季節を感じながら京都市内を歩きまわり、気分転換しています。