和歌山で生まれ、奈良の大学を出て、富山の町役場・市役所で文化財保護行政の仕事をしていました。関心のおもむくままに様々な文化財と触れ合っていました。考古学や民俗学、埋蔵文化財を軸にしながら。
そうこうしているうちに、写真にも興味を持ってしまいました。文化財を理解し世に伝え遺すうえで、その力は大きいのではないかと。以来、埋蔵文化財・文化財写真の知識と技術を仕入れ蓄えること10余年。その道の先輩方とのご縁も生まれ、奈文研に入所。
写真技術を用いて文化財を写真で記録し保存する。だけでなく、研究資料として広がりや深みを持たせることにも関心があります。そして考古学写真を取り巻くヒトの動きにも...興味が尽きません。