飛鳥資料館では、写真コンテスト作品展「飛鳥の祭」を開催しています。
今回は、飛鳥の祭をコンテストの受賞作と合わせて紹介します。
稲渕と栢森で、1月11日と成人の日におこなわれる「綱掛け」。集落を流れる飛鳥川に勧請縄を掛け、悪神の侵入を防ぎ、五穀豊穣と子孫繁栄を祈ります。稲渕の男綱には男性の陽物、栢森の女綱には女性の陰物を藁でつくり、縄の中央に掛けます。
西村充康氏の「準備中」は、祭の準備を進める地元の方々の動きを切り取った作品です。モノクロームな色合いの中に、お供えの蜜柑が美しく映えます。主題が明確で撮影技術も的確な点が、審査会でも高く評価されました。
竹本晴行氏の「女綱をなう」は、栢森での女綱作りを撮影した作品で、縄をなう人の動きと差し込む光、畑から立ち上る煙が冬の空気感を伝えています。
飛鳥資料館写真コンテスト作品展「飛鳥の祭」では、飛鳥の歴史を感じる祭、人々の暮らしを彩る祭を写真で楽しめます。飛鳥の祭に込められた人々の思いや祈りをご覧ください。
◆写真コンテスト作品展「飛鳥の祭」開催期間
2020年10月16日(金)~12月6日(日)
(※月曜休館 ただし11月23日(月・祝)は開館、11月3日(火・祝)は無料入館日)
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◆開館時間・アクセス等の詳細はこちら
2020年11月02日(月曜日)