特別展・企画展SPECIAL EXHIBITION

2015年 平城宮跡資料館秋期特別展「地下の正倉院展 造酒司木簡の世界」

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 秋は正倉院展の季節です。奈良文化財研究所 平城宮跡資料館では、奈良国立博物館でおこなわれる正倉院展の時期にあわせて、『地下の正倉院展』を開催します。
  本年、平城宮跡造酒司(ぞうしゅし)出土木簡568点が、一括して国の重要文化財に指定されました。今年度の地下の正倉院展は、これを記念して、新指定の木簡をご覧いただく展示を企画しました。
 造酒司とは、酒や酢の醸造をつかさどる役所です。今回指定されたのは、1964年から65年にかけておこなわれた発掘調査で見つかった木簡で、調査地が造酒司であったことを特定する重要な根拠となりました。木簡からは、酒造りを中心とするさまざまな日常業務の様子をうかがうことができ、中には724年におこなわれた聖武天皇の大嘗祭に関わるものもみられます。造酒司跡では、その後も数次にわたる発掘調査が行われており、それらの成果もあわせてご紹介します。

【会 期】

平成27年10月17日(土)~11月29日(日)
月曜休館(11月2日、23日は開館。11月24日(火)は休館)

【展示期間】

会期中、木簡の展示は3期に分けておこないます。
Ⅰ期:10月17日(土)~10月30日(金)
Ⅱ期:10月31日(土)~11月15日(日)
Ⅲ期:11月17日(火)~11月29日(日)

【開催会場】

平城宮跡資料館 企画展示室

【開館時間】

9:00~16:30(入館は16:00まで)

【ギャラリートーク】

Ⅰ期:10月23日(金)
Ⅱ期:11月6日(金)
Ⅲ期:11月20日(金)
各回14:30~ 事前申し込み不要

【お問い合わせ】

TEL 0742-30-6753(奈良文化財研究所連携推進課)

チラシのご案内(16.5MB)

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