日時:2019年10月11日(金)~12月1日(日)
※月曜休館(ただし10月14日(月・祝)11月4日(月・振休)は開館、10月15日(火)11月5(火)は休館)
※10月22日(火・祝)11月3(日・祝)は無料入館日
場所:飛鳥資料館 特別展示室
時間:午前9時〜午後4時半(入館は午後4時まで)
主催:奈良文化財研究所飛鳥資料館
協力:入江泰吉記念奈良市写真美術館、歴史に憩う橿原市博物館、明日香村文化協会
後援:文化庁、明日香村、近畿日本鉄道株式会社
料金:一般270円(170円)/大学生130円(60円)
高校生及び18歳未満、65歳以上は無料
(年齢のわかるものが必要です)
※( )は20名以上の団体
飛鳥の都で、人々は自然とどのように向き合ってきたのでしょう?飛鳥の都は、山地と丘陵地が間近にせまり、平坦地は狭く、中心部を横切るように川が流れています。この地の自然環境は、その後の日本の都―たとえば奈良や京都とは、あきらかに異なります。けれども、そんな飛鳥の地にも、何度かの中断をはさみながらも、100年近く都がおかれてきました。
そして、1300年が過ぎ去った今、飛鳥には人々が郷愁を感じる農村景観が広がります。山には木々が茂り、川には岩を縫うように清流が流れ、傾斜地には棚田が築かれ、その傍らには古代の遺跡が眠ります。
飛鳥時代から現代まで、飛鳥の人々は、この山や川の恵みを利用してきました。飛鳥の自然は、時代の流れと共に少しずつ姿を変えながらも、いつも人々の暮らしの側にありました。
今回の特別展では、飛鳥における自然と人との関わりを様々な角度から考えてみたいと思います。飛鳥時代の遺跡と人々の暮らしと自然が一体となった飛鳥の魅力を、飛鳥資料館写真コンテストに寄せられた写真と、文化財研究の成果と合わせてお楽しみください。
飛鳥時代の森と現代の森とは、どんな違いがあったのでしょう? 出土資料や木の観察、葉っぱの栞づくりをしながら、出土した植物の分析を進めている研究者とともに、飛鳥の森を探ります。
●日時・場所
10月29日(火)13:30~15:30 飛鳥資料館にて
※要事前申込(申込受付は終了しました)、定員15名、参加無料(要入館料)。
●講師
星野安治(奈良文化財研究所 年輪年代学研究室室長)
上中央子(奈良文化財研究所 環境考古学研究室客員研究員)
地元のおじいちゃん、おばあちゃんが展示室に登場!観光目線とは一味ちがう、とっておきの飛鳥の魅力に出会えます。
●日時・場所
11月15日(金)13:30~15:30 飛鳥資料館特別展示室にて
【お問合せ】
〒634-0102 奈良県高市郡明日香村奥山601/TEL 0744-54-3561
E-mail:info.shiryokan@nabunken.go.jp
¥1,000(税込み)
全104ページ、オールカラー
館内受付とオンラインショップ(六一書房)にて販売しております! ※飛鳥資料館での販売価格と異なる場合がございます。ご了承ください。