特別展・企画展

冬期企画展 「飛鳥の考古学2016 飛鳥むかしむかし 早川和子原画展」

 

日時:平成29年1月24日(火)~3月20日(月・祝)

   ※月曜休館 ただし3月20日は開館

場所:飛鳥資料館 特別展示室
時間:午前9時〜午後4時半(入館は午後4時まで)
主催:奈良文化財研究所飛鳥資料館、明日香村教育委員会
後援:文化庁、近畿日本鉄道株式会社、朝日新聞社
料金:一般270円(170円)/大学生130円(60円)
   高校生及び18歳未満、65歳以上は無料

(年齢のわかるものが必要です)
   ※( )は20名以上の団体

 

 かつて飛鳥は多くの人やものが行き交い、異国情緒あふれる華やかな文化が栄えた倭国の都でした。今回の企画展では、そうした飛鳥の時代に生きた人々にスポットを当て、復元画家の早川和子さんによるイラスト原画を通して、古代飛鳥の歴史を紹介します。

 本展覧会の中心となるのは、朝日新聞奈良版の連載「飛鳥むかしむかし」の挿絵に使われたイラスト原画です。この連載は、2013年4月から2016年3月までの約3年間、116回にわたって続きました。「飛鳥むかしむかし」は、飛鳥・藤原を舞台に繰り広げられた日本国誕生の歴史を研究者が多角的に解説したもので、挿絵のイラストは復元画家の早川和子さんによって描かれました。

 早川さんの復元イラストは、単なる想像図ではありません。執筆担当者と早川さんが何度も打ち合わせを重ね、発掘調査の成果や出土遺物、文献資料などから可能な限り復元の根拠を探し出し、それを絵に盛りこみました。もちろん構図やシチュエーション、人々の表情や動作には、早川さんの遊び心が満ちあふれ、そのイラストからは、人々の笑い声や、飛鳥に吹きわたる風の音まで聞こえてきそうです。

 展示では、「飛鳥むかしむかし」に掲載されたイラストのカラー原画と、新たに描かれたイラストを多数ご覧いただけます。この冬は、飛鳥資料館で、早川和子さんの復元画の世界をお楽しみください。

※本展覧会では、会場の都合により『飛鳥むかしむかし』で使用されたすべての作品は展示できませんが、展覧会図録にはすべての作品をカラーで掲載します。

※2月5日(日)は無料入館日になります。

 

ギャラリートーク

復元画家・早川和子さんによる生解説

図録を購入したら似顔絵を描いてもらえるかも!?

 

第1回:平成29年3月12日(日) 

   午前の部:午前10時半から  午後の部:午後1時半から

第2回:平成29年3月18日(土)

   午前の部:午前10時半から  午後の部:午後1時半から

※事前申し込み不要

 
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