特別展・企画展

ミニ企画展 「日光男体山のかがやき−山岳信仰奉賽鏡の世界−」

 

日時:平成25年9月10日(火)〜9月16日(祝・月) 期間中休館日なし
場所:飛鳥資料館 特別陳列室(1階)
時間:午前9時から午後4時半(入館は午後4時まで)
※14日(土)、15日(日)の午後6時〜午後9時は「飛鳥光の回廊」にともない、無料開放いたします。
料金:一般260円(170円) 大学生130円(60円)
    高校生および18歳未満は無料  ※( )は20名以上の団体

 下野国日光の地に空高くそびえ立つ男体山は、古来、二荒山神社の神体山として、厚い信仰をあつめてきました。奈良時代も終わりの頃、勝道上人によって開山されたと伝えられ、実際に山頂からは、修験者が奉賽した奈良時代後半から江戸時代に至るまでのおびただしい数の出土品が見出されています。
 山頂遺跡出土品は、仏具、鏡、印、銭貨、農工具、玉、武器、馬具、陶磁器など多種にわたり、なかでも、200面ちかくにおよぶ平安時代の八稜鏡は、全国的に見て類まれな資料群といえ、その大部分は重要文化財に指定されています。
 今年度、奈良文化財研究所飛鳥資料館では、平成13年度以来継続してすすめている、東アジア金属工芸史研究の一環として、この男体山山頂出土鏡の研究をおこなうことになりました。短期間ではありますが、日光男体山の至宝がこれほどまとまって栃木県外で公開されるのは初めてのことです。雲かすむ山の頂に運ばれた奉賽鏡の霊妙なる世界を、ご覧いただければと思います。

展示品
日光男体山山頂出土青銅鏡178面
 ※9月10日(火)〜12日(木)、9月13日(金)〜16日(祝・月)の二期に分け、それぞれ半数ほど展示いたします。

 
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