現在開催中の「飛鳥の考古学2019」では、オリジナルカタログを販売中です。
表紙に大胆に配置された平瓶(ひらか)が目を引く今年のカタログは、昨年の「飛鳥の考古学2018」に引き続き、デザイナーの長岡綾子さん(長岡デザイン)にデザインをお願いしました。そして、今回のカタログは、なんと縦開き!「飛鳥の考古学」のカタログでも初めての仕様です。縦開きのカタログをデザインするのは、長岡さんにとっても初めての試みとのことでしたが、遺跡の写真や図面が大きく配置され、大変見やすく、きれいにまとまったデザインになっています。
内容は、平成30年度に奈良文化財研究所、奈良県立橿原考古学研究所、明日香村教育委員会がおこなった発掘調査の成果を中心に、石神遺跡や飛鳥寺、坂田寺から出土した遺物についての最新の調査研究の成果などもあわせて紹介しています。
飛鳥資料館のほか、六一書房オンラインショップでも販売しています。
飛鳥の調査研究の最新成果がつまった1冊。ぜひお楽しみください。
<目次>
p1 ごあいさつ
p2-3 飛鳥の新発見 平成30年度の発掘調査の成果から
p4-5 小山田遺跡(小山田古墳)
p6-7 史跡・名勝 飛鳥京跡苑池
p8-9 藤原宮大極殿
p10-11 四条遺跡/藤原京右京四条六坊・五条六坊
p12 山田道の調査
p13 飛鳥寺北方の調査
p14-15 飛鳥寺の考古学-近年の調査成果-
p16-17 坂田寺 池SG100出土の瓦
p18-19 石神遺跡 土坑SK1244・1245出土の土器群
p20 藤原京の造営理念と平城京遷都の理由
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2020年02月07日(金曜日)