静かな印象をもたれることも多い飛鳥ですが、実はたくさんの音にあふれています。
寺院の鐘の音や、森の木々・稲穂のさざめき、飛ぶ鳥の声や虫の音、清流のせせらぎ、農作業や発掘調査現場の道具の音、行き交う人々の笑い声、伝統行事にあふれる掛け声や歓声...。飛鳥に都が置かれてから今日まで、変わってしまった音もあれば、いつまでも変わらない音もあります。
第15回写真コンテストはそうした飛鳥にあふれる「音」がテーマです。「音」はそのままでは「写真」という媒体で表現することができません。平面上の色や濃淡で音を表現するという、少し難しい挑戦となりますが、ぜひ飛鳥でみつかる音を探して、その記憶を自由に表現してみて下さい。
応募作品は審査によって各賞を選定します。また、受賞作以外もすべての応募作を展示し、受賞作品以外は来館者投票の対象となります。飛鳥ならではの「音」を切り「撮(と)」った作品をご応募下さい。
飛鳥にある「音」を想起させる作品を募集します。撮影地は飛鳥地域に限定しますが、撮影時期は問いません。
応募締切 | 2024 年6 月30 日(日)必着 |
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展示期間 | 2024 年7 月12 日(金)〜 9 月16 日(月祝) (※月曜休館 ただし7月15日・8月12日・9月16日は開館し翌日休館) |
来館者投票期間 | 2024 年7 月12 日(金)〜 8 月18 日(日) (※月曜休館 ただし7月15日・8月12日・9月16日は開館し翌日休館) |
応募作品審査 | 奈良文化財研究所 写真室、景観研究室、飛鳥資料館 学芸室 |
決まり次第公開
飛鳥資料館HP、Facebook、Xで入賞作品を発表します。
入賞者の方へは、飛鳥資料館から封書にてご連絡いたします。
写真コンテストに関連して、よくお問い合わせのある質問をまとめましたので、応募の際に参考にしてください。
A. 1点です。
A. このコンテストでは、飛鳥地域として、明日香村を中心に橿原市・桜井市・高取町などの一部も含めた範囲を想定しております。大和三山や奥飛鳥、藤原京も対象にはいります。
A. 過去に撮影された写真でもかまいませんが、ぜひこの機会に、飛鳥を巡って、新しい視点で飛鳥の景色を見直してみてはいかがでしょうか?四季折々、朝昼晩、お好きな時間帯に撮影してください。
A. 審査会では、「飛鳥の歴史と文化の表現」「飛鳥の新たな魅力の発見」を重視しています。
著名な観光地や文化財を撮影した写真ならば、どこかで見たような写真ではなく、光の捉え方や撮影視点を工夫してみてはいかがでしょうか?
観光案内にのらない場所でも、飛鳥地域の人々の営みや歴史への思いが感じられる風景を撮影した写真は、当コンテストの意図に沿うものとして高く評価します。
また、従一位は、来館者投票で選ばれます。来館者の心をつかむインパクトのある作品が好まれるようです。
住所 | 〒634-0102 奈良県高市郡明日香村奥山601 |
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電話番号 | (0744)54-3561 |
FAX番号 | (0744)54-3563 |
info.shiryokan_nabunken☆nich.go.jp (☆を@に変更してください) |