飛鳥を歩くと、四季折々のくらしの風景に出会うことができます。田植えの頃は青空を反射した早苗田がすがすがしく、晩秋には棚田に立ちのぼる野焼きの煙が郷愁を誘います。こうした風景は、ときに地下の遺跡や万葉の時代への想像をかき立てます。飛鳥の情景は、豊かな自然、悠久の歴史、そして人々のくらしが三位一体となって育まれてきたのです。 第14回写真コンテストでは、「飛鳥のくらし」をテーマとします。農作業の風景はもちろん、日常の何気ない光景など、多様な飛鳥のくらしを写し取った作品を広く募集・展示します。人々の息吹がいきいきと感じられるような作品の撮影と鑑賞を通して、飛鳥のくらしの魅力にふれてみてはいかがでしょうか。
飛鳥で営まれるくらしに関係する風景や物、作業、行事などを撮影した作品を募集します。撮影時期は問いません。
応募締切 | 2023 年6 月30 日(金)必着 |
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展示期間 | 2023 年7 月14 日(金)〜 9 月18 日(月祝) (※月曜休館 ただし8月14日(月)は開館、7月17日(月)・9月18日(月)は開館し翌日休館) |
来館者投票期間 | 2023 年7 月14 日(金)〜 8 月20 日(日) (※月曜休館 ただし8月14日(月)は開館、7月17日(月)は開館し翌日休館) |
応募作品審査 | 奈良文化財研究所 写真室、景観研究室、飛鳥資料館 学芸室 |
岡村印刷工業株式会社、コクヨマーケティング株式会社、NPO法人明日香の未来を創る会 明日香村稲渕棚田保全会 、両槻会
文化庁、国営飛鳥歴史公園事務所、明日香村、明日香村文化協会、朝日新聞社奈良総局、 読売新聞社、毎日新聞奈良支局、奈良新聞社、NHK 奈良放送局、 近畿日本鉄道株式会社
正一位・・・1名 岡本印刷工業株式会社 ミストグラフⓇ による受賞作品のプリント・額装(協賛者提供)
従一位・・・1名 飛鳥資料館オリジナルカメラストラップ(協賛者提供)
※来館者直接投票最多得票者
正二位・・・2名 飛鳥資料館オリジナルグッズ
正三位・・・3名 堀内カラーファインアート・プリントクーポン(協賛者提供)
正四位・・・4名 コクヨプロフェッショナル写真用紙(協賛者提供)
正五位(若草賞)・・・1名 コクヨプロフェッショナル写真用紙(協賛者提供)
※10代・20代対象の若手部門
飛鳥資料館官位・官位授与証・写真額装・展示図録一年分・明日香村の新米
応募作品を飛鳥資料館で展示!
(基本的に全作品を展示する予定ですが、応募多数の場合は、全作品を展示できない場合もありますので、ご了承ください。)
飛鳥資料館HP、Facebook、Twitterで入賞作品を発表します。
入賞者の方へは、飛鳥資料館から封書にてご連絡いたします。
写真コンテストに関連して、よくお問い合わせのある質問をまとめましたので、応募の際に参考にしてください。
A. 1点です。
A. このコンテストでは、飛鳥地域として、明日香村を中心に橿原市・桜井市・高取町などの一部も含めた範囲を想定しております。大和三山や奥飛鳥、藤原京も対象にはいります。
A. 過去に撮影された写真でもかまいませんが、ぜひこの機会に、飛鳥を巡って、新しい視点で飛鳥の景色を見直してみてはいかがでしょうか?四季折々、朝昼晩、お好きな時間帯に撮影してください。
A. 審査会では、「飛鳥の歴史と文化の表現」「飛鳥の新たな魅力の発見」を重視しています。
著名な観光地や文化財を撮影した写真ならば、どこかで見たような写真ではなく、光の捉え方や撮影視点を工夫してみてはいかがでしょうか?
観光案内にのらない場所でも、飛鳥地域の人々の営みや歴史への思いが感じられる風景を撮影した写真は、当コンテストの意図に沿うものとして高く評価します。
また、従一位は、来館者投票で選ばれます。来館者の心をつかむインパクトのある作品が好まれるようです。
住所 | 〒634-0102 奈良県高市郡明日香村奥山601 |
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電話番号 | (0744)54-3561 |
FAX番号 | (0744)54-3563 |
info.shiryokan_nabunken☆nich.go.jp (☆を@に変更してください) |