庭園・常設展

庭園

第一展示室・玄関ロビー

 ロビーに足をふみいれると、飛鳥時代の噴水、石人像の実物が観覧者を迎え入れ、正面に据えられた、500分の1の飛鳥地域の復原模型と航空写真が、当地の古今のイメージをふくらませてくれます。

 第一展示室は、万葉集、宮殿、石造物、古墳、寺院の五つのコーナーからなっています。ここでは、日本に仏教が伝わった6世紀から奈良に都が移った8世紀初めごろまでの飛鳥の歴史と文化について、考古資料・美術資料・写真パネルなどで解説します。主な展示品としては高松塚古墳をはじめとする古墳の出土遺物、日本最初の水時計である水落遺跡や飛鳥寺・川原寺など、飛鳥を代表する遺跡の出土品と模型とがあげられます。

 第一展示室脇の図書閲覧室では、資料館の特別展図録や奈良文化財研究所の発掘調査報告書などの文献、各種の古代史の参考書を、自由に読むことができます。

第二展示室

  •  山田寺は、大化の改新で名高い蘇我倉山田石川麻呂が、641年に建設をはじめた初期仏教寺院です。1982年の発掘調査によって、その東回廊が、倒れた状態で地中に埋もれているのが見つかりました。飛鳥の大寺院の多くは時代の流れとともに地上から姿を消しており、これは、キトラ古墳や法隆寺よりも古い例となります。建築の歴史や、日本の文化の変遷を考える上で、かけがえのない資料ということができ、2007年には重要文化財に指定されました。1,000年もの間、地中に眠っていた建築部材は、脆くこわれやすくなっており、保存処理に、14年という歳月がついやされました。

     この展示室では、最も残り具合のよかった東側の柱間3間分の部材を本来の位置に使って、当時の建築構造と規模が分かるように組み立てなおし、かっての山田寺の東回廊を再現しています。

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