お知らせ

キトラ古墳壁画が『国宝』へ!

平成31年3月18日(月)に開催された文化審議会の答申により、キトラ古墳壁画が国宝に指定されることとなりました。
国宝となるのは、東壁、西壁、南壁、北壁、天井の計5面の壁画です。

キトラ古墳壁画は、7世紀末から8世紀初頭(飛鳥時代)に描かれたとされています。
現存する飛鳥時代の壁画は少なく、特に大陸風の図像が描かれた古墳壁画については、キトラ古墳壁画と高松塚古墳壁画(国宝)の2例しか発見されていません。

キトラ古墳壁画には、高松塚古墳壁画では失われている朱雀の図像が良好な状態で残っています。
また、天井に描かれた天文図は東アジアにおける最古の例として貴重なものです。
こうしたことから、高松塚古墳壁画と並んで、日本の古代絵画史を考える上で不可欠な作例であるとして、国宝への指定が決定しました。

◆今回の決定に関する詳細は こ ち ら (文化庁ホームページ)から
◆キトラ古墳壁画に関する紹介は こ ち ら から
◆当施設では年に4回、キトラ古墳壁画の公開を行なっています。
 公開する壁画・期間などの詳細が決定しましたら、ホームページでお知らせいたします。

青龍_顔.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像 朱雀_顔.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像 白虎_顔.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像 玄武_顔.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像

天文図_拡大.jpgのサムネイル画像

 

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