平成30年10月31日付で、キトラ古墳の壁画と出土品が重要文化財に指定されました。
これは平成30年3月の文化審議会の答申を受けて、このたび正式に告示されたものです。
今回指定されたのは、東壁、西壁、南壁、北壁、天井の計5面の壁画と、木棺の飾金具や刀装具などの主要な出土品です。
これらは、畿内中枢部における終末期古墳の葬送の実態を示す遺物としての学術的価値が認められ、重要文化財に指定されました。
今後も、明日香村にあるキトラ古墳壁画保存管理施設(四神の館1階)では、壁画などの公開を予定しています。
古代の人々の技術や、葬送に関わる思想などを感じさせる文化財を間近でご覧ください。
◆平成30年度の指定に関する詳細はこちら(文化庁HP)
◆指定文化財に関する解説はこちら(文化庁HP)
※PDFが開きます(キトラ古墳の解説は、31ページに掲載)
◆キトラ古墳壁画保存管理施設HPはこちら
※壁画公開に関する情報は、こちらから見られます。
2018年12月07日(金曜日)