45年前の今日、1972年3月21日は、高松塚古墳の極彩色の壁画が発見された日です。
当日の昼過ぎ、盗掘坑の土を除いていくと、石室にあいた穴がみつかりました。
調査に参加していた学生が、腹ばいになって穴から石室内をのぞき込み、極彩色の壁画を発見したのです。
石室内には、青龍・白虎・玄武の四神と、男子群像・女子群像、日月・星宿図が描かれていました。
高松塚古墳壁画の発見により、飛鳥ブームが巻き起こり、全国から大勢の人が明日香村を訪れました。
飛鳥資料館の映像コーナーでは、高松塚古墳発見時のエピソードや調査研究の歴史を紹介する番組を放映しています。
ぜひご覧下さい。