第5回写真コンテストの開催が決まりました。
「飛鳥の甍(いらか)」
甘樫丘から遠望する飛鳥の集落の家並。古からの法灯を受け継ぐ寺院。大和棟の民家の庇。飛鳥では美しい瓦葺きの屋根―甍―をいたるところで目にします。
瓦が日本で初めて葺かれたのは飛鳥の地でした。崇峻天皇元年(588)、百済から渡来した瓦博士が飛鳥寺の創建に参加し、瓦葺きの伽藍が完成します。その後、瓦葺きの建物は、飛鳥時代の寺院や、藤原宮の宮殿などに広まっていきました。
それから1400年余、古代の伽藍や宮殿は失われました。跡には自然の草花が生い茂り、礎石や土壇に古の甍がしのばれます。その傍らで、飛鳥の里には、近世から現代にかけての瓦葺きの建物が軒を連ねています。
今回のコンテストでは、「飛鳥の甍」をテーマに、瓦の美しさや古の甍をイメージさせる写真を募集します。あなたが撮影した飛鳥の甍、コメントをそえてご応募ください。
題 材 飛鳥の甍(いらか)
応募締切 2014年7月12日(土)必着
展示期間 平成26年7月25日(金)~9月7日(日) ※月曜休館
詳細・応募票はこちら
たくさんのご応募お待ちしております。
2014年04月25日(金曜日)