埋蔵文化財センター環境考古学研究室長
食や使役、道具素材など「人が動物をどのように利用してきたのか」という多様な動物資源利用の歴史に関心があります。また、古代都城を中心として、環境考古学の研究を実践したいと考えています。単に過去の自然環境を復原するのではなく、当時の人々がどのように周囲の自然環境へ適応し、自然環境から様々な資源を獲得し、自然環境を改変したのかを解明していきたいです。
文化財科学、史学、考古学
2013年 | 「生業研究としての焼骨の可能性―新潟県域を事例として―」『動物考古学』30、pp.49-66 |
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2013年 | 「東海地方における縄文時代晩期の生業変化―地域性と共通性―」『東海縄文論集』、pp.25-35 |
2012年 | 「藤原宮造営期における動物利用―使役と食を中心として―」『文化財論叢Ⅳ』、pp.345-365 |
2012年 | "Estimation of Age at Death of Sika Deer (Cervus nippon) from an Archaeological Site Based on Radiographs of Mandibular Molariform Tooth Development" International Journal of Osteoarchaeology 22-2,pp.185-193 |
2012年 | 「動物遺存体の形成過程をめぐる民族考古学と実験考古学-モンゴルにおける動物資源利用を事例として-」『動物考古学』29、pp.19-44 |