職員紹介

山本　祥隆ヤマモトヨシタカ/YAMAMOTO　Yoshitaka

都城発掘調査部史料研究室主任研究員

　六国史や三代格、正税帳といった諸史料の分析を通して八・九世紀の地方財政の構造や特質を明らかにすること、およびそれに基づき当該期の律令国家による支配体制やその変遷をさぐることを課題とし、研究を行ってきました。入所を機に、中央財政や木簡学などにも本格的に取り組み、研究の幅を広げたいと考えています。

史学、日本史

2012年	「税帳制度試論」『文化財論叢』Ⅳ　奈文研
2012年	「正倉院文書写経機関関係文書編年目録−天平宝字七年−」『東京大学日本史学研究室紀要』第16号
2010年	「借貸考」『続日本紀研究』385
2010年	「出挙未納と公廨」『国史学』201
2010年	「官稲混合の史的意義」（史学会第108回大会古代史部会　口頭発表）