職員紹介

村上 夏希ムラカミ ナツキ/MURAKAMI Natsuki

所属/職名

企画調整部国際遺跡研究室 アソシエイトフェロー

関心

 陶磁器の自然科学的研究を行っております。陶磁器は私たちの生活スタイルや食と密接に関連しています。陶磁器の一生(製作、使用、廃棄)を追うことによって生活文化の復元を行いたいと考えています。最近ではエジプトを対象に前代文化から脱却しイスラーム文化形成期へと向かう様相を、陶磁器の変化から捉えることができないか研究を行っています。また、得られた情報は保存修復にも役立てていきたいです。

研究分野

文化財科学、保存科学

主要業績
2018年 「フスタート遺跡採集白磁のラスター彩風装飾に関する材質調査」『貿易陶磁研究』
2017年 「アル=フスタートの白磁彩画碗 」『西アジア考古学』
2017年 「自然科学的手法によるイスラーム文化形成期の技術革新の解明」『イスラーム地域研究ジャーナル』
2016年 「出光美術館所蔵エジプト・フスタート遺跡出土イスラーム陶器片の自然科学的研究 その二 X線回折による胎土中の鉱物組成に基づく検討を中心に」『東洋陶磁』
2014年 「出光美術館所蔵エジプト・フスタート遺跡出土イスラーム陶器片の自然科学的研究」『出光美術館館報』
自己紹介写真
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Researchmap
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