木村 理
キムラ オサム/KIMURA Osamu
所属/職名
都城発掘調査部 考古第二研究室 アソシエイトフェロー
関心
古墳時代における王権の内部構造の復元を通じて、我が国の国家形成期にあたる当該期の歴史的位置づけを目指しています。中でも、王権中枢地域での大規模な土木事業や儀礼に際した物資調達のあり方、さらには中枢勢力の勢力間関係の考察に取り組むべく、畿内地域の大型古墳群出土埴輪の研究を行っています。
研究分野
考古学
主要業績
2019年 | 「埴輪生産の変遷と諸段階―中期後葉の再検討を中心として―」『待兼山論叢』第53号史学篇 |
2019年 | 「埴輪生産からみた馬見古墳群と畿内大型古墳群の特質」『埴輪論叢』第9号 |
2019年 | 「百舌鳥古墳群における埴輪生産の展開―窖窯焼成導入以降を中心として―」『古代學研究』第220号 |
2018年 | 「古墳時代中期における古市古墳群出土埴輪の系統と生産」『考古学研究』第65巻第1号 |
2017年 | 「円筒埴輪からみた百舌鳥・古市古墳群における陪冢の性格」『古代學研究』第212号 |