建造物研究室Architectual History Section古代建築の研究

古代建築の研究

 近年は2010年春に完成した第一次大極殿正殿の復原検討および、今後予定されている第一次大極殿院の復原にともない、古代建築の研究のあらたな展開をめざして、古代建築に関する研究活動を継続的におこなっています。
 第一次大極殿正殿については、復原事業が完了し、復原検討段階での研究成果は、以下に示した『第一次大極殿の復原に関する研究 1~4』としてまとめました。
 2010年度からは、次に復原が予定されている第一次大極殿院の復原検討にともなって、新たな研究の展開をめざしています。

出版物

■「古代建築における部材の面取りについて」『奈良文化財研究所年報』1996

■「古代建築における三手先建物について」『奈良文化財研究所年報』1997

■「法隆寺金堂・薬師寺東塔・唐招提寺金堂の調査」『奈良文化財研究所年報』1998

■「薬師寺式三手先と法隆寺式組物」『奈良文化財研究所年報』1998

■「東大寺転害門の調査」『奈良文化財研究所年報』1998

■「古代建築における建物規模・構造と部材長」『奈良文化財研究所年報』1999

■「古代建築における大棟・降棟の納まり」『奈良文化財研究所年報』2000

■「古代仏堂建築の平面(柱配置)と屋根形式」『奈良文化財研究所年報』2000

■「山田寺式平面建物の上部構造と柱配置に意味」『奈良文化財研究所年報』2001

■「古代建築空間における殿堂形式と庁堂形式」『奈良文化財研究所年報』2002

■「古代建築の棟 -平城宮大極殿の復原研究-」『奈良文化財研究所紀要』2005

■「古代建築の大棟中央飾り -平城宮大極殿の復原研究-」『奈良文化財研究所紀要』2006

■「飛鳥・白鳳期寺院における二重建物」『奈良文化財研究所紀要』2007

■「古代建築における扉の構造と意匠 -第一次大極殿復原扉の再検証-」『奈良文化財研究所紀要』2007

■「扁額の意匠と構造 -平城宮第一次大極殿正殿扁額の復原考察」『奈良文化財研究所紀要』2008

■「古代寺院建築における特異な基壇・平面とその構造」『奈良文化財研究所紀要』2008

■「平城宮跡第一次大極殿復原 -扁額に関する研究-」『奈良文化財研究所紀要』2009

■「平城宮跡大極殿復原 -四神彩色の配置に関する研究-」『奈良文化財研究所紀要』2009

■『第一次大極殿の復原に関する研究 1 基壇・礎石』奈良文化財研究所 2009

■『第一次大極殿の復原に関する研究 2 木部』奈良文化財研究所 2010

■『第一次大極殿の復原に関する研究 3 彩色・金具』奈良文化財研究所 2010

■『第一次大極殿の復原に関する研究 4 瓦・屋根』奈良文化財研究所 2009


法隆寺で保管されている古材についての調査

 また、新たな研究として、2009年度から、法隆寺で保管されている古材についての調査を開始しました。古材とは、文化財建造物が解体修理された時に、再利用が難しいと判断された部材で、法隆寺では、それら部材が大量に保管されています。
 
調査は奈良県教育委員会および財団法人竹中大工道具館と協力しながらおこなっています。調査の目的は、現状の古材リストを完成させるとともに、解体修理時にはなされなかった視点での調査をおこなうことにあります。現在は、金堂の古材を調査しており、2011年度には金堂古材の調査報告書を刊行する予定です。

出版物

■「法隆寺所蔵古材調査1」『奈良文化財研究所紀要』2010


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