平城京の正門である羅城門と平城宮の正門である朱雀門を結ぶ朱雀大路の延長上、宮の中央には、南から北へ向けて緩やかに傾斜する空間が広がっています。この場所を、第一次大極殿院と呼んでいます。
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平城京の入り口である羅生門をくぐると、75mもの幅をもつ朱雀大路がまっすぐ北に向かってのびていました。そしてその4km先には平城宮の正門である朱雀門が建っていたのです。
1967年、平城宮東張出し部の南東隅に大きな庭園の遺跡が発見されました。この場所は『続日本紀』にみえる「東院」にあたることから、発見された庭園は「東院庭園」となづけられました。
発掘調査で見つかった遺構をそのまま見ることができるほか、第一次大極殿や内裏の復元模型を展示しています。
公開、休館日とも平城宮跡資料館と同様です。
奈良文化財研究所平城宮跡資料館を中心に遺構展示館、東院庭園、朱雀門のほか、第一次大極殿の計5ポイントで案内解説をおこなっています。
平城宮跡で撮影された写真を公開しています。
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