飛鳥と渡来人—檜隈寺、飛鳥時代の瓦と韓式土器

檜隈寺の軒丸瓦
檜隈寺の瓦
5世紀後半に来日した今来漢人(いまきのあやひと)は、飛鳥の中心部、飛鳥寺から石舞台古墳のあたりに定住した。6・7世紀には、渡来系の人々が飛鳥各所に住まっていた。彼らを束ねた東漢氏(やまとのあやうじ)は、飛鳥の西南部、檜隈に本拠を構え、檜隈寺を建てた。このほか、鞍作氏の坂田寺、平田氏の立部寺、軽氏の軽寺、大窪氏の大窪寺など、飛鳥に甍を競った寺の多くは渡来人の手になるものであった。