都城発掘調査部考古第一研究室長(平城地区)
日本列島の国家形成過程において中央政権が導入した祭祀の様相を分析することで、政権と祭祀のあり方を解明することを目的に研究を進めています。現在は「埴輪祭祀」と「律令的祭祀」の比較研究を目指し、古墳時代の埴輪、古代の木製祭祀具を主な分析対象としています。型式学的研究を基礎に祭祀の展開と受容の実態を把握し、「祭祀による政治戦略」の解明に取り組んでいるところです。
史学、考古学
2013年 | 「杖形埴輪の謎」『前橋市市民プロジェクト(前二子古墳) 』 |
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2013年 | 「陶俑研究の一視点」『朝陽地区隋唐墓の整理と研究』 pp.329-336 |
2012年 | 「靫形埴輪の編年と系統」『文化財論叢Ⅳ』pp.169-195 |
2010年 | 「尾張系埴輪の展開にみる諸相」『待兼山考古学論集Ⅱ』pp.587 38-41 |
2006年 | 「石見型埴輪の分布と樹立古墳の様相」『考古学研究』第53巻第3号pp.38-41 |