職員紹介

田村 朋美タムラ トモミ/TAMURA Tomomi

所属/職名

都城発掘調査部考古第一研究室 主任研究員/企画調整部国際遺跡研究室 主任研究員(兼務)/埋蔵文化財センター保存修復科学研究室 主任研究員(兼務)

関心

 ガラス玉の材質分析から日本で出土するガラス玉の分類的研究を進めています。日本列島におけるガラス玉の歴史的変遷を明らかにするとともに、生産地や当時の交易ルートの解明を目指して研究に取り組んでいます。
 石造文化財の保存科学的研究や弥生・古墳時代のガラス玉の考古科学的研究を中心に研究をおこなっています。野外におかれた石造文化財の保存はたいへん難しい課題ですが、近年国内外で強く求められています。石造文化財の保存方法や保存修復材料についての研究に取り組んでいきたいと考えています。
 また、ガラス玉の非破壊材質分析から日本で出土するガラス玉の分類的研究を進めています。日本列島におけるガラス玉の歴史的変遷を明らかにするとともに、生産地や当時の交易ルートの解明を目指して研究に取り組んでいます。

研究分野

文化財科学、博物館学

主要業績
2011年 田村朋美・脇谷草一郎・高妻洋成「見野古墳群出土ガラス小玉の自然科学的調査」『姫路市見野古墳群発掘調査報告』(『立命館大学文学部学芸課程研究報告第13冊』)立命館大学文学部
2011年 田村朋美「小ハネ遺跡出土ガラス玉の調査」『城久遺跡群 前畑遺跡・小ハネ遺跡 -畑地帯総合整備事業(担い手育成型)城久地区に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書-』喜界町埋蔵文化財発掘調査報告書(11)
2011年 田村朋美 「前畑遺跡出土ガラス玉の調査」『城久遺跡群 前畑遺跡・小ハネ遺跡 -畑地帯総合整備事業(担い手育成型)城久地区に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書-』喜界町埋蔵文化財発掘調査報告書(11)
2010年 肥塚隆保・田村朋美・大賀克彦 「材質とその歴史的変遷」『月刊文化財』566号 第一法規出版
2010年 田村朋美 「龍子三ツ塚古墳群出土玉類の調査」『龍子三ツ塚古墳群の研究−播磨揖保川流域における前期古墳群の調査−』 (『大手前大学史学研究所オープン・リサーチ・センター研究報告書第9号』)大手前大学史学研究所・龍子三ツ塚古墳調査団
自己紹介写真
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Researchmap
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