都城発掘調査部考古第二研究室 特任研究員
入所以来、一貫して土器の調査研究に携わってきました。土器自体の研究はもちろん重要ですが、その奥に透けて見える土器を使った人のことを忘れてはならないと考えています。また、土器からみた古代の漆生産から運搬・流通・消費の実態や、酒造りの様相解明など、古代の物資生産についても関心を持っています。近年は、中国河南省文物考古研究所との共同研究として、唐三彩の生産と流通の研究にも取り組んでいます。
史学、考古学
2009年 | 『史跡で読む日本史1?列島文化のはじまり』吉川弘文館 |
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2007年 | 『縄文土器3(後期)』日本の美術498 |
2001年 | 「奈良三彩と緑釉陶器」『古代の土器研究Ⅲ』古代の土器研究会 |
1999年 | 「漆付着土器の研究」『文化財論叢Ⅱ』奈文研 |
1994年 | 「施釉陶器の成立と展開」『古代の土器研究』古代の土器研究会 |