都城発掘調査部考古第二研究室 主任研究員
日本古代律令国家とはなにか、在地社会において律令国家の成立はどのような意義をもつのかについて、考古学の立場から明らかにしたいと思っています。
特に古代火葬墓を対象として、日本での火葬導入の意義、在地社会における火葬の受容過程を中心に研究しています。また、飛鳥・藤原地域の発掘調査をふまえ、「律令的土器様式」の成立過程と古代都城の展開過程についても関心をもち、研究を進めています。
史学、考古学、歴史考古学
2011年 | 「墓構造の比較からみた古代火葬墓の造営背景」『日本考古学』第32号 |
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2011年 | 「日韓古代火葬墓の比較研究」『日韓文化財論集Ⅱ』 |
2010年 | 「藤原宮朝堂院朝庭の発掘調査」『条里制・古代都市研究』25 |
2009年 | 「石神遺跡・甘樫丘東麓遺跡出土の土器」(歴史時代土器研究会例会 口頭発表) |
2008年 | 「奈良県葛城市三ツ塚古墳群・古墓群の形成過程」『九州と東アジアの考古学』 |