埋蔵文化財センター遺跡・調査技術研究室 特任研究員
古代から近世に到る冶金関連の技術史に関心を抱いています。鉱石や鉱滓、熔結金属塊、土製品などの資料を幅広く見ながら、鉱山・製精錬・鋳造・鍛造などの問題について追究し、古代の手工業の実態を明らかにできたらと考えています。
最近の研究:鞴羽口の製作技法と皮革について検討を進めています。羽口の内面に残された圧痕の原体を追究しています。
史学、考古学
2002年 | 「飛鳥の工房二態」『文化財論叢Ⅲ』奈文研 |
---|---|
1995年 | 「平城宮の火床炉」『文化財論叢Ⅱ』奈文研 |